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「若い世代」にウケるサービスの作りかた

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今の時代、流行を作っているのは女性と子供であると断言します。

特に「若い世代」女性を中心とした10代から20代にウケるコンテンツが流行っています。

 

例えば、『TikTok』や『Instagram』などが代表的な例です。

 

その他にもテレビでは「DIY」「お買い物系」「家事」「恋愛」などの女性にウけるジャンルが視聴率を取っています。

 

YoutubeではYoutuberが写真集を出したり、音楽を出したりといわゆる「アイドル化」が進んでいます。

 

 

今回の記事は女性と子供にウけているコンテンツを例になぜウけているのか?かんたんに調査した調査レポートです。

 

 

女性と子供にウけているコンテンツ

 TikTok

TikTok

TikTok
どんなアプリ

 

中国の「ByteDance」という会社がリリースしたアプリで2016年9月にサービスが開始されました。

 

15秒の動画をユーザーが投稿・視聴し、コメントでコミュニケーションできる「ショート音楽動画コミュニティ」アプリです。

 


【Tik Tok公式チャンネル】新しい流行を作ろう!なんちゃってダンス襲来

いつ頃から流行に?

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1日平均起動43回!「あごのせ」10代を中心にハマるユーザー続出の「TikTok」 – アプリ分析メディア・App Ape Lab

 

アプリ分析メディア・App Ape Labのデータによると2017年の11月から急激にユーザー数が伸び始めていることが分かります。

 

Youtubeでの広告がうざいうざいと騒がれ始めた時期でもありますね。

 

なぜうけた?

 

承認欲求の高まり

 

2006年ごろから誰しもが持っていた有名になりたい!人気者になりたい!という人間の基本欲求「承認欲求」がSNSを通じて爆発し

 

世はまさに『俺を見ろ。私を見ろ。』時代!!

 

TikTokはこの「承認欲求」をドンピシャにとらえたコンセプトとなっています。

 

流行を作ったのは女子高生で2001年または2002年に生また子供たちとなります、彼女らが5歳、6歳の時にはもうスマホが流行やっており彼女らはまさに「SNS」時代の申し子というわけです。

 

バンドワゴン効果

 

選挙などでよくみられる支持する人が多いほどその選択に対する支持がより強固になる現象で、「みんながやっているから」という考えでアプリを始めた人も多いと思います。

 

ダンスの義務化

 

2012年から中学校の保健体育ではダンスが必修となり、もはやダンスが日常になっており10代なら誰しもがなじみのあるものになりました。

 

Tik Tokで人気のある動画はダンス系で10代の子たちからすればダンスが最も参入しやすいコンテンツになります。

 

投稿ハードルの低さ

 

動画を簡単に盛る(可愛く自分を加工したり、面白く自分を加工したり)ことができYoutubeなどと比べて動画の質が問われず究極を言えば誰かの真似をするだけでフォロワーが増えていきます。

 

誰でもインフルエンサーになれる仕組みですね。

 

実際はその「真似」にアレンジを加えた動画がウけているイメージがあります。

 

「誰かの真似」というものには嫌悪感を抱く人は多く「パクり問題」で炎上することがよくありますが、 TikTokのコミュニティでは「だれかの真似」「パクリ」を寛容にも受けて入れてくれます。

 

強く言えば「パクり」を前提にしたアプリということになります。

 

もう「パクり」が嫌われる時代ではなくなってきたのかもしれませんね!

 

拡散率/注目率の高さ

 

TikTokのアプリを立ち上げるとまず「おすすめ」という項目で新規ユーザーの動画を表示します。

 

ここに表示されると多くのユーザーに見られ、再生数やいいね・フォローワーが増えやすくなります。

 

さらにはハッシュタグと呼ばれるカテゴリーのようなものをつけることができ、同じ曲を使っている動画などを手軽に探しテレビのザッピングのようなことができたりどんな動画も注目させることが容易です。

 

心理効果

 

音楽が前提:「コントロール効果」が働く

 

コントロール効果(感情誘導効果)があります。

これは、音楽のジャンルやテンポなどでお客様の心理を動かすというものです。

店舗BGMで売上に変化が?BGMに秘められた“コントロール効果”とは|コラム「店舗経営」|お店BGMを作れるアプリ OTORAKU -音・楽-

 

真似をする:「カメレオン効果」が働く

 

誰かと会話をしているときに、ふと気づいたら相手の仕草を真似していたという経験はあるだろうか? 例えば関西弁で話している友人と話を続けていると、うっかり関西弁もどきになってしまうという経験は? あるいは、友人の口癖がうつって、いつのまにか自分の口から吐いて出てしまったということは?

 

こういった経験はよく起こりうるという。この社会心理学現象は『カメレオン効果』と呼ばれている。私たちはカメレオンのように周囲の環境に溶け込もうとする傾向がある。それによって社会的な安心感を得ているのだ。

 

我々がこれを無意識に行っているということだ。真似を意識的に始めた場合、思いがけない副作用が生まれる可能性も否めない。

 

なぜ人は無意識に人のマネをしてしまうのか?「カメレオン効果」についての考察 : カラパイア

 

上記にも挙げた「承認欲求」や「バンドワゴン効果」なども流行った理由の一つだと思われます。

 

じつは男性の割合のほうが多い

https://lab.appa.pe/wp-content/uploads/2018/05/demographic.png

1日平均起動43回!「あごのせ」10代を中心にハマるユーザー続出の「TikTok」 – アプリ分析メディア・App Ape Lab

 

 

男性の割合が多いですがそのほとんどは動画は出さず動画を見るだけの「見る専」が多いなというイメージですね。

 

基本的に最近の流行りは「女性が流行らして男性が後から乗る」のが多いですね!

 

 Instagram

 

どんなアプリ?

 

 2010年にリリースされ2012年にFacebookに買収されました。

 

デベロッパーは Instagram, LLC

 

インスタグラムは、写真や動画をメインとしたSNSで日本での人気も高く、世界を含めると約10億人が利用していると言われています。芸能人などのインフルエンサーが多く利用している。

 

いつ頃流行ったか?

 

2014年2月に日本語アカウントが開設され日本語対応されその翌年の2015年からにかけて爆発的に流行りました。

 

2017年には「インスタ映え」という言葉が流行語大賞に選ばれました。

 

飲食店などでは「インスタ映え」するメニューを開発したりと新たなビジネスチャンスが生まれ「古民家」などもインスタ映えの対象となり古民家を転用したショップが流行りました。

 

「インスタ映え」という言葉が初めて投稿された日に驚きました。

 

「インスタ映え」という言葉が初めて投稿されたのは、いつだったと思いますか?

 

正解は・・・「2011年」です。より正確に言うと、2011年3月4日に投稿されていて、投稿したアカウントは著名人やいわゆるインフルエンサーという方ではありませんでした。内容は自身が投稿した写真の「インスタ映え」を気にするものであり、今と同じ意味で「インスタ映え」という言葉が使われています。

2017年新語・流行語大賞「インスタ映え」のSNS初投稿は、実は20XX年!? - Platinum Data Blog by BrainPad

 

なぜ流行ったか?

 

海外の「セレブ」が愛用し、日本の芸能人へと広がり芸能人から一般へと流行っていったファッションの流行パターンで。

 

こちらも「バンドワゴン効果」で流行ったのではと思います。

 

「いいね!」や「フォロワー」などのコミュニティ機能もウケる原因でしょう!

 

テキストから写真・動画へ

 

Twitterなどはテキストが交流に使われていたが、Instagramは写真や動画を手段として相手をより近くに感じる交流に変わった。

 

投稿の気軽さ

 

 TikTokと同じくInstagramに投稿する写真や動画はフィルターを掛け「盛る」ことができる。

 

どんな写真でも手軽にかっこよく・美しく・かわいくできる。

 

ストーリー

 

画像や動画を一時的に公開できる、ストーリー機能といものがあります。

 

投稿した写真や動画は24時間以内に消える機能で、本当になぜか安心感が沸き気軽に投稿しようという気分になります。

 

気軽に投稿したストーリーが原因で炎上した人が何人もいますが....

 

拡散性・注目率

 

投稿する写真には「ハッシュタグ」をつけることができ多くの人に注目させることができます。

 

このハッシュタグは簡単に思いを伝える手段でもあります。

 

こちらも「承認欲求」が働きます。

根底にあるのは「有名になりたい」です!

 

嫉妬

 

漂うオサレ感

 

インスタで有名な人を「インスタグラマー」といい彼ら・彼女らは自らの私生活をおしゃれにアップしてみたり、「かわいい自撮り」を上げたり企業とのタイアップなどで年間1500万ほど稼いでいる人たちがいたりします。

 

そのような「インフルエンサー」の存在は嫉妬や憧れを呼んでいます。

 

SHOWROOM

SHOWROOM

SHOWROOM

 

 

どんなアプリ?

 

SHOWROOM株式会社が2013年11月25日にリリースしたサービス

 

誰もがスターになれる仮想ライブ空間をキャッチコピーに誰でも簡単に生配信できる動画配信アプリです。

 

ギフティングいわゆる投げ銭がライブを盛り上げます。

 

2019年2月にはジャニーズ事務所との「バーチャルジャニーズプロジェクト(VJP)」がスタートしました。

 

こちらも「誰でもスターになれる」という承認欲求を刺激します。

 

ここから書くことがほとんど同じになるのでウケているコンテンツをご紹介していきます。

 

MixChannel

mixch.tv

 

Mirrativ

www.mirrativ.com

 

 

これらが「若い世代」にウケているサービスになります。

 

結論

若い世代・女性にウケるコンテンツには以下の共通点があることが分かった。

 

  • 「承認欲求」を刺激するコンセプト
  • 気軽にできるという点
  • 盛れる
  • コミュニティーがある

 

「誰でも有名人」・「誰でもスター」・「誰でもインフルエンサー」

 

とにかく人間の根底にある「有名になりたい」という欲を刺激するサービスがウケるのである。

 

これから、サービスを作ろうとしている人たちの参考になればと思います。

 

雑談

 

女の子を普通の一眼カメラで取ろうとしている人がいたんですが、

「普通のカメラで撮らんといてや!」という声を聞きました。

 

盛ることが普通になってるんやなと思うとおもしろいですね。

 

現実見て、盛っていない自分自身の顔に自信持ってほしいですね。

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